USE CASES
← ユースケース一覧都市・インフラ事業への参加
事業への参加持分と、住民の意見・運用報告を整理します。
想定する場面
主な対象インフラ事業者、まちづくり会社、自治体と連携する事業担当者
地域の充電設備や共用モビリティを対象に、契約で定義した参加持分を管理し、設備の稼働報告と利用者の意見を同じ事業へ関連づける例です。
この構成で確認できること
参加者の保有記録、設備の状態、事業報告と議決内容を、一つの案件から参照できます。
トークンと業務データの役割
トークンで表すもの
参加持分をFlexibleTokenで表す構成です。住民の意見集約と、契約上の決定権を持つ投票は分けて設計します。
業務システムで管理するもの
事業ID、設備台帳、契約、収入・費用、運用報告、住民からの意見。
対象の事業・資産・注文などのIDと、chainId・コントラクトアドレス・必要なtokenIdを対応づけます。受付の操作IDと確定した取引を関連づけることで、画面から処理の結果を追跡できます。
構成するコントラクト
| コントラクト | このケースでの役割 |
|---|---|
| FlexibleToken | 契約上の参加単位と保有数を扱います。 |
| GenericGovernor | 定めた参加条件の下で提案と投票を扱います。 |
| TimelockController | 可決した操作に待機期間を設けます。 |
コントラクト名から、主要な操作・関連SDK・ソースコードを確認できます。利用する機能に合わせて構成を選び、業務側の承認や記録と接続します。
利用と処理の流れ
対象事業を登録
設備、運営主体、参加条件と報告単位を関連づけます。
参加持分を記録
承認した参加者へ割り当て、契約と保有記録の対応を保存します。
運用と意見を共有
設備の実績を業務側で集計し、公開範囲を分けて共有します。投票を行う場合は議決の対象を明示します。
決定と履歴を反映
可決した操作と実際の実行を区別し、資金や設備に関する報告へ反映します。
運用の設計ポイント
参加者ごとの役割
保有者、住民、運営者で参照範囲と決定権が異なる場合は、それぞれの資格を分けて管理します。
収益の集計
設備収入・費用の集計は業務側で行い、契約に応じた配分と保有記録を照合します。
このケースを実装する
次の実装パターンに、システム構成、データモデル、処理手順、SDKのコード例をまとめています。このケースに必要な部分から組み込めます。